基本的に1日で治療できる
わきがの治療はどれも治療期間は1日です。
わきがの中には原因の汗腺であるアポクリン腺を切除する手術もあります。
手術を選択した場合でも局所麻酔がメインなので、治療した当日に帰宅でき日帰り手術になります。
休日を利用してわきがの治療を行う社会人の方も少なくありません。
2時間かからない皮べん法
わきが治療の中でも手術をするのが皮べん法です。
皮べん法はわきがの原因となるアポクリン腺を切除する方法です。
だいたい治療時間は片腕45分、両腕行っても1時間半と2時間もかかりません。
その日のうちに帰宅できますし、皮べん法によるわきが治療は保険診療に該当します。
3割負担で治療できるので、費用をできるだけ浮かせたいと思っている人向けの治療法といえます。
通院が必要なのがデメリット
皮べん法は日帰り手術になるのですが、手術を行ったらそれまでというわけにはいきません。
手術後の経過観察をするために、4~5回程度通院しなければなりません。
メスを入れるので化膿など思わぬアクシデントが起きるかもしれないからです。
またわきの下を切開するので、治療後縫合します。
このため、いずれ抜糸するためにクリニックを訪れる必要があります。
個人差がありますが、手術後3~4週間経過したところで抜糸することになるでしょう。
手軽に治療を受けられるレーザー
わきが治療にはこのほかにも切らずに行う方法もあります。
その中でも代表的なのが、レーザー治療です。
レーザーを患部に照射することでアポクリン腺を破壊してわきがの症状を改善していく手法です。
レーザー照射は一度の広範囲を施術できるので、短時間で終わります。
レーザー照射そのものは両わきで15分程度で完了します。
ただしレーザー治療は強い痛みの伴う可能性があるので、麻酔を使用することもあります。
クリームなどの外用麻酔が一般的で、効果が表れるまで30分前後かかりますからトータルで1時間弱と見込んでおきましょう。
繰り返し施術する必要
皮べん法と比較するとレーザーの方が1回当たりの治療時間は短めです。
しかしレーザーの場合、繰り返し施術を受けないとわきがの症状がぶり返してしまう恐れがあります。
このため、半年に1回くらいのペースで何度か施術を受ける必要があります。
しかし最近では何度かレーザー治療を受けるとその大半の改善のできる手法も出てきました。
個人差がありますが、3~4回レーザー治療を受ければ、気にならないレベルまで治療することも可能です。
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