外科手術での通院は2週間程度
皮膚を切開する外科手術の場合、傷の経過を見るためにトータルで2週間程度の通院が必要です。
手術自体は日帰りで行えますが、手術から2~3日後に傷口の固定を外し、痛みや腫れなどがないかチェックします。
そして、術後1週間後には抜糸を行うために再度来院する必要があります。
さらに術後2週間後に傷の経過を見て、順調に回復していればその時点で通院は終了です。
ただし、人によって経過は異なるため、痛みや腫れなどが続くようであれば多少通院期間は長くなるでしょう。
医療レーザー治療では2~3ヵ月程度の通院が必要
医療レーザーによるわきが治療を行う場合、1度の施術では治療が終了しません。
6~8回程度の施術を経て、徐々に汗腺を破壊していく方法であるためです。
この期間が2~3ヵ月程度かかりますが、外科手術のように傷の経過を見るための通院ではありません。
そして、治療が終了した後に痛みなどが続くことがなければ、通院の必要はなくなります。
その他の切らない治療ではほぼ通院の必要なし
医療レーザー以外の切らないわきが治療には、ミラドライやウルセラドライ、ビューホットなどがあります。
これらの方法では、いずれも治療はほぼ1回で済み、その後の通院の必要はありません。
痛みもほぼなく傷も残らないことから、基本的に経過観察を行わなくてもよいためです。
学校や仕事が忙しくて通院する暇がないということであれば、これらの切らない治療を行えば1回の通院で終わるため、スケジュールに支障を与えず安心です。
切らない治療1回で効果を感じられないとき
上記のミラドライやウルセラドライ、ビューホットの治療を行っても、1回ではうまく効果が出ないケースも見られます。
このような場合、多くのクリニックでは2回目の追加施術を行ってくれます。
2回目の施術を行う際は、1回目の施術後の状態が落ち着いてからとなりますが、1年保証がついている場合はこの期間内にもう1度来院して施術を受けることができます。
効果が実感できないときの2回目の施術は、どのタイミングで受けるかはその人の状態によるため、通院期間としてひとことで区切るのは難しいです。
通院回数自体は、多くても2回で済むと考えておくといいでしょう。
もしそれでも効果が出ないと感じた場合は、3回目以降の施術を受けるなど長期化するかもしれません。
ちなみに、多くのクリニックでは保証をつけても2回目までとしているようです。